ナーシングホームルビスでは、昼夜を問わず、医師の指示を受けて必要なケアを必要なタイミングで実施しています。
疼痛等に対する緩和ケア、呼吸をサポートする人工呼吸器管理、食事を口から召し上がれない方の栄養補給、輸液療法、ストーマ管理、褥瘡の処置など、専門的なケアや処置に対応しています。

緩和ケア

緩和ケアとは生命を脅かす病に直面している方やご家族に対して、苦痛を予防し和らげることやQOL(生活の質)の向上につながる医療やケアを行なうことを指します。
緩和ケアには薬物療法と非薬物療法があります。
薬物療法では症状の原因や状態に応じて医師の指示を受けて内服や注射といった様々な投与法にて対応いたします。
非薬物療法として安心感を持っていただけるような対応をいたします。
ナーシングホームルビスでは入居者様の様々の症状と向き合い、日常生活が少しでも心地よいものとなるように工夫いたします。

ACP(アドバンス・ケア・プランニング)

ACPは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、ご本人を主体に、ご家族や近しい人、医療・ケアチームが繰り返し話し合い、ご本人の意思決定を支援するプロセスを指します。
ご本人の人生観や価値観、希望に沿った将来の医療及びケアを具体化することを目標にしています。
ご本人の意思を尊重できるよう、これまでの人生観や価値観、どのような生き方を望まれるかを把握するようにしています。
ご本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性もあることから、ご家族等の信頼できる人を含めた話し合いを繰り返し行います。

栄養補給

入居者様の嚥下機能の状況に合わせて、ペースト状、ムース状、刻みなど多彩な形態の食事を用意しています。
形態は違っても、皆様同じメニューとなっています。なお、治療上の食事制限がない限り、差し入れ等でお好きなものを食べていただくことも可能です。
一方で、食事を口から召し上がれない方は、輸液療法や経管栄養などの方法で栄養補給を継続します。
ナーシングホームルビスではこれらの方法を適切に行うと同時に、その方の状態に合わせてできるだけ自然な形で食事ができるよう、医師に処置方法を相談しながら日々関わっていきます。

人工呼吸器、酸素吸入

人工呼吸器を装着されている方は状態の変化が起こりやすく、注意深い観察が欠かせません。
表情や呼吸状態の観察、呼吸困難などの訴え等の他、在宅医療用の機器等を使用したバイタルサイン、呼吸状態の確認を行なうことも可能です。
職員は使用機器からのアラームや異常時に迅速な対応が行なえるようトレーニングしており、医師への連絡体制も整えています。
そのほか日常的なケアとして、肺炎予防のため口腔ケアを丁寧に実施します。

人工肛門などのストーマ管理、創傷処置

ナーシングホームルビスではストーマ(人工肛門、人工膀胱など)の管理に対応します。
ストーマケアに習熟した職員が装具や皮膚の状態などを観察しながら適切にケアを行います。
皮膚トラブルが見られた際には医師と相談し、必要な処置や環境の見直しを行います。
医師の処置が必要な場合は、訪問診療時に実施してもらいます。
日々の皮膚状態の観察を怠らず、感染症へのリスクを踏まえた上で適切な対応が図れるよう工夫いたします。
また悪化させないため、体位や物品の検討も行います。

医療機器

医療を提供する上で適切な医療機器の準備は欠かせません。
退院後も継続した医療が受けられるよう病院関係者等と協力しながら調整します。
また疼痛コントロールのために鎮痛薬の投与量を調整できる「PCAポンプ」、輸液流量を管理できる「輸液ポンプ」など、必要な医療機器を医師からの指示で使用することがあります。
その場合、医療機器はレンタルが可能ですので、取り扱い事業者と直接ご契約いただきます。

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